源泉徴収票とは、「一年間の給与総額」と「実際に納めた所得税額」が記載された書類です。
年末調整の計算後や退職時に、会社から発行してもらえます。
収入をひとつの勤務先のみで得ている場合、源泉徴収票は、そのまま収入証明書として使う事ができます。
すぐに必要になることはないかもしれませんが、例えば、家を借りたり買ったりする時、ローンを組む時、子どもを保育園に入れる時など、人生において大事な場面で提出を求められます。
また、転職する時は、新しい勤務先で、前職の源泉徴収票の提出を求められます。
再発行は、転職前の会社に申請をすれば可能ですが、できれば捨てずに自分で保管をしておきましょう。
源泉徴収票には、納めた社会保険の額も記載されています。
かつて、大量の持主不明の年金記録の存在が明らかになった「年金記録問題」がありました。
もし、自分の年金記録が消えてしまったとしても、過去の源泉徴収票があれば、支払いを証明することが出来ます。
収入の証明は、社会人になると様々な場面で非常に重要な意味を持ちます。
源泉徴収票は、捨てずに保管しておきましょう。